トラブルシュー太

工場間のネットワークトラブル発生。特定のサーバが接続できないというのでサーバの不具合かと思いきや、本社内での連絡はない。あちこちでPINGコマンドで調査しつつもルータとサーバの途中経路にあるハブのランプが消灯しているのを発見。ケーブルがゆるいようだったので、さしなおして回復した。
その後2時間ぐらいは問題なかったが、また同じ症状になったと連絡が入る。確認するとまたさっきと同じハブの同じポートが不通に。幸いにも同型のハブが予備であったので交換した。
その後1時間ぐらいは問題なかったが、また同じ症状になったと連絡が入る。OAフロアの床をひっぺがえし、テスタをつかってケーブル調査。ケーブルには問題ないようだったが、念のためLANケーブルを予備の別の経路に替えた。10分ぐらいはよかったが、また同じポートのみランプが消灯した。
再度、問題のハブのアダプタを確認したところ、アダプタが非常に発熱している。異常といえる。障害診断中もネットワークがつながったり切断されたりと勝手に繰り返していたので(なぜかPINGが問題ないのだけど)、さらにハブを接続先のものと同型の高級なハブに交換。そうするとうそのように解決してしまった。おそらくオートネゴシエーションの問題(ハブ同士の相性とも言う)のようだ。
というわけで、完全解決まで5時間もかかっちゃいました。システム管理をやっていない人には面白くも何ともないですね。